2013年11月29日金曜日

南アルプス 光岳(標高2591m→2592m)  

「光岳(てかりだけ)」の山名は、夕日に照らされて白く光って見える石灰岩の岩峰からつけられたそうですが、
光岳のその「光岩(てかりいわ)」ってどんな岩なのでしょう。


最寄駅で仲間の車にピックアップして貰って5人相乗りで14時に出発、初日は登山口の易老渡で仮眠の予定です。
林道赤石線に入ったのは20時を回っていました。
大野集落にさしかかった時、突然車のライトに動物が飛び込んできました。
熊です。子熊のようですが、車内は騒然となりました。
一方の熊は2つ目玉の怪物から逃げようと、(経験浅い小熊には車はそう映ったのかも)車の前を必死に走ります。
脇にそれる余裕もなくライトを浴びて逃げ続けます。
漸く民家の玄関先に飛び込んで難を逃れ、裏山に駆け上ったようでした。
時間にして5分くらいだったのでしょうが、とても長く感じられました。
翌朝、易老渡の登山口に掲げられた熊注意の看板、一層リアルに喚起させられました。

遠山川にかかる橋を渡ると彩づいた雑木の森に急だけれどよく整備された歩きやすい登山道が始まり、
辺りの林相が針葉樹に変わってから3時間、都合5時間で易老岳に到着しました。
南アルプスの森林限界は北アルプスに比べると高く標高2354mの易老岳は針葉樹に囲まれて展望は皆無でした。
三吉ガレで視界が開けましたが展望をえられる程にはよくないこの日の空模様、再び針葉樹の森に分け入ります。
三吉平から涸沢を登る道悪で、腰が痛くなり静高平まで厳しい道行きでした。
面平で一旦ばらついた小雨が、静高平では小雪に変わましたがそれも積もるほどには降りませんでした。
亀甲浄土と呼ばれる苔に覆われた裸地が広がる静高平から一帯、保護を目的に木道が敷かれ矮小植物が亀の甲羅の形に盛り上がっていました。

イザルガ岳分岐を過ぎると木道の先に光岳小屋が見えてきました。
南限とされるハイマツの群落がみられる小屋の周辺、水場は小屋から南面を10分ほど下ったところにあるようです。
この時期は冬季開放小屋になっていて1組の御夫婦が1階を、私達は2階を使わせて貰いました。

一段落して光岳山頂に行ってみます。山頂は針葉樹の木立の中にありました。
山頂先に光岩を眺める切り開きがありましたが、日差しを欠くこの日、思い描いた光岩の光り輝く様子を見る事は叶いませんでした。
ここで諦めてしまったのですが、光岩に行くルートがあることを後々知ることとなり、残念なことをしました。
またいつか、輝く光岩に会いに行きたいと思います。


11/07 最寄駅3:30=相模湖IC15:30=松川IC=20:38易老渡
11/08 易老渡6:00…7:52面平…10:21P2254m…10:46易老岳11:02…12:10三吉平
      …13:09静高平…13:27光小屋13:55…14:06光岳14:19…水場…15:00光小屋
11/09 光小屋6:11…6:20イザルガ岳6:49…8:30易老岳8:45…11:55易老12:22=20:00自宅


2008-11-07~09 登山

百名山100/50座

*光岳の標高は2014年4月、国土地理院の改定により1m高くなり2592mになる。





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