2013年2月10日日曜日

西穂高岳(標高2909m)からジャンダルム・奥穂高岳 


3:20、CLを先頭に満天の星空を仰いで出発する。
夜明けの色が射し始めると正面に明神岳、前穂高岳のギザギザな黒い姿が浮かぶ。
4:30独標に着くと東の空が焼けてきた。
振り向くと乗鞍岳、焼岳、御嶽が雲海の上に澄んだ峰を起こし、ひとかけらの雲も見あたらない。笠ヶ岳が端正に日の出を待っている。



大小のピークのアップダウンを飽きるほど繰り返して5:40すっかり明るくなって西穂高岳山頂に着く。
明神岳、前穂岳、奥穂高岳の大衝壁が圧巻。
朝の光に浮かび上がる白山、ため息が漏れるほど美しい。
 


展望を満喫して稜線の核心部に向かう。
鎖を伝ってハイマツの痩せた岩稜を下ると狭い岩棚のトラバース、
峻険な岳沢の谷が視界に入り、大きく息を吐く。
厄介な間ノ岳を通過、天狗ノ頭からコルにつけられた鎖はハングして、長さも50㎝ほど足りない。

畳岩尾根ノ頭、コブ尾根ノ頭、ルート上2つ目の天狗のコルでジャンダルムを見上げる。
岩のペンキ印を拾って上ると案外あっさり東西に長い4畳半ほどのジャンダルムに着く。
山頂にたくさんの人が乗った奥穂高岳が見える、と思ったらガスに包まれまたみえる。
その繰り返し。

ジャンダルムから岳沢側をトラバースしてロバの耳に向かう。
飛騨側を行く巻道を見落とした。
時すでに遅し、そのまま岳沢側の稜線を進むと掴んだ岩と足を載せた窪みだけが頼りの岩場に出てしまい冷や汗ジットリ。
短いガレ場を上ると奥穂高岳に飛び出した。
西穂やジャンダルムが姿を現したり隠したりガスに翻弄される様子を静かに眺める。
明日は天気が崩れるからと1時間ほど穂高山荘のテラスで休んで、白出沢ルートで新穂高に下る。
下り始めの整備された状況は下降に従い荒れてくる。
鉱石沢を右岸に渡ると始まる岩切道は結構ワイルドで疲れた。
その夜は泊って翌日帰宅する。

2007/8/18西穂山荘3:20…4:25西穂独標…5:25ピラミッド峰
      …5:40西穂高岳5:55…9:10ジャンダルム山頂9:20
      …10:20奥穂高岳山頂…10:45穂高山荘12:10
      …15:00白出小屋…17:00新穂高温泉駐車場

標高順位 3位奥穂高岳3190m/31位西穂高岳2909m





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