2012年2月9日木曜日

常念岳 (2857m)蝶ヶ岳(2677m) 残雪の山 


中房温泉から合戦尾根を上る。
標高1600㍍から雪が現れ1800㍍からは急な上りが続く。合戦小屋は屋根に届く雪に覆われていた。

快晴の朝、稜線に雪は少なく表銀座の展望を欲しいままに稜線漫歩。
大天井岳は直登する。

常念小屋は他に泊り客はなく閑散としていた。
まれにみる大雪で、一ノ沢ルートに雪崩の恐れがあり、ゴールデンウイークも淋しかったそう。

朝は濃霧で明ける。常念岳標高2857mへ直登する。
蝶槍から雪が多くなりルーファイに神経を使う。

岳標高2677mからは横尾に出る。
尾根が顕著でなく出だしも遅く赤布も少ないので、トレース迷いが多く、ルート判断が悩ましかった。
樹林帯の積雪は50センチくらい、この雪の状態が悪く、たびたび踏み抜く。
体を持ち上げるのに四苦八苦、ホトホト嫌になって横尾に着いた。



ルート全体としてワカン・アイゼンは必要なく雪庇を踏み抜く心配もなかった。
ただ夏道の途切れる辺りでトレースに迷いがあり、逆にルートが分かりにくかった。

2006-05-08~10 登山

標高順位 45位常念岳2857m  ,  96位蝶ヶ岳2677m





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